プロペシア (フィナステリド)1mg 28錠入り NZ/AU市場向け

12570 円!! 飲むタイプの男性脱毛症(AGA)治療薬。原因とされる男性ホルモンの作用をブロックし、脱毛症の悪化を抑制。

Propecia (Finasteride) - 1mg (28 Tablets) NZ/AU

■ 28錠

12570 円

数 量 :   


 

有効成分

フィナステリド/フィナステライド/フィナステロイド(Finasteride)

 

製造国

オーストラリア

 

製造元

Merck & Co.

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日1回0.2-1mg(1/5-1錠)を経口服用します。 
・1日1mg以上の服用はしないでください。 
・用量は必ず医師と相談の上、決定して下さい。 
・男性型脱毛症(AGA)にのみ有効です。円形脱毛症や女性の薄毛には使用できません。 
・増量により必ずしも効果が高くなるという事ではありません。


商品詳細

プロペシア1mgは、男性における男性型脱毛症の進行を遅らせる薬です。

一般に、髪の毛の総本数は約10万本と言われています。毛髪の成長期は2-6年、成長期から休止期に移行する退行期は約2週間、休止期は3-4ヵ月で、毛髪はこのサイクルを繰り返しており、またこのサイクルから考慮して1日50-100本の抜け毛は正常範囲とされています。しかし生理的範囲を超えることで毛髪が薄くなったり、あるいは部分的にまとめて抜けることを称して脱毛症と呼びます。特に思春期以降に額の生え際や頭頂部が薄くなり始め、脱毛が進行していく状態を男性型脱毛症(AGA)と言い、日本では約1,260万人がこの症状で悩んでいるとの推計があります。

男性型脱毛症の原因には、遺伝や男性ホルモンが深く影響していると考えられています。一般的に男性ホルモンは骨や筋肉の発達を促し、ひげや体毛などの毛を濃くする働きをしますが、前頭部や頭頂部にある男性ホルモン感受性毛包に対しては反対に軟毛化現象を引き起こします。
ひげや前頭部、頭頂部の毛乳頭細胞に運ばれたテストロン(男性ホルモン)は、5α-リアクターゼII型という酵素の働きによりさらに強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、受容体と結合します。このジヒドロテストステロンが結合した男性ホルモン受容体は、ひげにおいては細胞成長因子などを有意にし、成長期が延長します。
しかし前頭部や頭頂部の男性ホルモン感受性毛包においては、ジヒドロテストステロンが結合した男性ホルモンは細胞増殖阻害作用のあるTGF-βなどを誘導して毛母細胞の増殖が抑制されるために成長期が短縮し、毛髪が長く太い毛に成長する前に抜けてしまいます。男性型脱毛症では、脱毛部分の頭皮にこのジヒドロテストステロンが多量存在することが確認されています。

プロペシア1mgの有効成分であるフィナステリドは、5α-リアクターゼII型酵素の働きを阻害することによって、男性型脱毛症において発毛効果をもたらす薬です。
その効果はとても高く、日本国内の臨床試験において1日1mgのフィナステリドを服用した人の98%に抜け毛進行の停止が認められ、58%に軽度以上の改善がみられました。さらに2年および3年の服用継続により軽度改善以上の効果がそれぞれ68%、78%となり、長期継続にすることで効果が高くなることが実証されています。

また日本皮膚科学会が発表した2010年度男性型脱毛症診察ガイドラインでは、フィナステリドを男性型脱毛症の内服治療の第一選択薬として使用すべきであると強く推奨しています。しかし更年期以降の女性に生じた男性型脱毛症に対してはその効果は無効であり、また胎児に悪影響を与える可能性が高いことから、妊婦および妊産婦の服用は禁忌とされています。


副作用

プロペシア1mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
そう痒症、口唇腫賑、顔面腫賑、じんましん、発疹、睾丸痛、リビドー減退、勃起機能不全、射精障害、精液量減少、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、乳房圧痛、乳房肥大

●極稀に起こる重篤な副作用
肝機能障害


特別な注意

以下の場合、プロペシア1mgを絶対に服用しないでください。
・プロペシア1mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の婦人: DHT(ジヒドロテストステロン)低下作用により、男子胎児の生殖器官などの正常発育に影響をおよぼすおそれがあります。

【慎重服用】
・肝機能障害のある人: プロペシア1mgは肝臓で代謝されますが、肝機能障害のある人が服用した場合の安全性の確立はされていません。

【重要な基本的注意】
・プロペシア1mgを分割・粉砕しないでください。またプロペシア1mgが粉砕・破損した場合、妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人は取り扱わないでください。

【効能・効果に関連する使用上の注意】
・男性における男性型脱毛症のみ適応します。ほかの脱毛症に対する適応はありません。
・20歳未満での安全性および有効性は確立されていません。
・女性に対する適応はありません。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・3ヵ月の連日服用により効果が発現する場合もありますが、効果が確認できるまで通常6ヵ月の連続服用が必要です。また効果を持続させるためには継続的に服用してください。
・増量による効果の増強は確認されていません。
・プロペシア1mgを6ヵ月以上服用しても男性型脱毛症の進行遅延がみられない場合には、服用を中止してください。また6ヵ月以上服用する場合であっても、定期的に効果を確認し、継続服用の必要性について検討してください。

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、服用には注意してください。また高齢者における有効性は確立していません。

乳汁中へ移行するかどうかは不明のため、授乳中の人は服用しないでください。

小児などに対する安全性および有効性は確立していません。

海外臨床試験において、フィナステリド服用により前立腺容積が減少したとの報告があります。