450 円!! 直接気管支に作用し気道の狭窄を阻害。喘息発作や慢性閉塞性肺疾患による呼吸困難を予防する長期治療薬。
※当商品は専用吸入器具レボライザーが必要です。
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Ipravent Rotacaps (Ipratropium Bromide) - 40mcg (30 Capsules)
■ 30カプセル
450 円
【現在、在庫切れとなっています】
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有効成分
臭化イプラトロピウム(Ipratropium bromide)
製造国
インド
製造元
Cipla
使用量
【喘息治療】
12歳以上-大人:1回1、あるいは2ロタキャップ(カプセル)を1日3~4回吸入します。
・ロタキャップは吸入用です。飲み込まないでください。
イプラベント・ロタキャップ40mcgはロタヘイラーか、レボライザー (Cipla Rotahaler/Revolizer)を用いて吸入してください)
【ロタヘイラーの使い方(取扱書参照)】
ステップ1: ロタヘイラ-を垂直に持ちます。
ロタヘイラ-の下部にある筒状の部分の内部の板(フィン)によって、ロタヘイラーの穴(ロタキャップホール)がふさがらないように調整してください。
ステップ2: ロタキャップを容器から取り出し、カプセルの透明な部分を下にして、ロタキャップホールに挿し込みます。カプセルの端が完全にロタヘイラーに挿入されるまで押しこんでください。
ステップ3: 上部のマウスピース部をしっかりと持ち、ロタヘイラーの底部分を回転させると、挿入されたカプセルが(フィン)によって分解します。
ステップ4: 息を深く吐き出し、マウスピース部を上下の歯の間に挿し込み、口を閉じます。
座った状態か、立った状態で頭を少し後ろに傾け、息を素早く深く吸い込みます。
きちんと吸引されると、ロタヘイラー内のロタキャップがガラガラとした音を立てます。
ロタヘイラーを口から取り除き、息を10秒ほど(あるいはできるだけ長く)止めます。
ロタヘイラー内のパウダーを全て吸入するようにしてください。
一度で全て吸入しきれなかった場合は、「ステップ4」をもう一度繰り返してください。
2カプセル目を吸入する場合には、新しいロタキャップを「ステップ2」の手順で挿入して、「ステップ3、4」を繰り返してください。
ステップ5: 使用後、ロタヘイラーの下部を外し、空になったロタキャップを廃棄します。
【ロタヘイラーのクリーニング】
最低でも週に一度はロタヘイラーのクリーニングを行なってください。
・ロタヘイラーの下部を上部から外し、空のロタキャップは廃棄します。
・上部と下部をそれぞれ清潔な流水でゆすぎます。
・良く振って余分な水分を振り落とし、自然乾燥させます。暖房などの側で乾かすことはしないでください。
・完全に乾燥してから、下部を上部にはめます。
【レボライザー の使い方(取扱書参照)】
ステップ1: レボラーザーの下部を片手で持ち、マウスピース部を引き開け、接続部にある矢印をレボライザーの下部にある矢印に合わせます。
ステップ2: ロタキャップの透明部分を下にして、レボライザ-の下部にあるロタキャップチャンバーに挿入します。
ステップ3: マウスピース部を、カチッという音がするまでしっかり閉めます。
ステップ4: 息を深く吐き出し、マウスピース部を上下の歯の間に挿し込み、口を閉じます。
座った状態か、立った状態で頭を少し後ろに傾け、息を素早く深く吸い込みます。
きちんと吸入されると、ロタチャンバー内のロタキャップが震えている音が聞こえます。
レボライザーを口から取り除き、息を10秒ほど(あるいはできるだけ長く)止めます。
ロタチャンバー内のパウダーを全て吸入するようにしてください。
一度で全て吸入しきれなかった場合は、「ステップ4」をもう一度繰り返してください。
ステップ5: 使用後、マウスピース部の接続部分の矢印が下部の矢印に合うまで引き開け、空になったロタキャップを廃棄します。
【レボライザー のクリーニング】
最低でも週一度、レボライザーのクリーニングを行なってください。
・マウスピース部の接続部分の矢印が下部の矢印に合うまで引き開けます。
・マウスピース部とロタキャップチャンバーをそれぞれ清潔な流水でゆすぎます。
・良く振って余分な水分を振り落とし、自然乾燥させます。完全に乾燥するまでには6時間ほどかかるため、できることならば就寝前にクリーニングし、一晩乾燥させるようにしてください。また、暖房などの側で乾かすことはしないでください。
商品詳細
イプラベント・ロタキャップ 40mcgは、連用することで気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の気道閉塞障害に基づく呼吸困難などの諸症状を緩和する噴霧式吸入タイプの長期治療薬(コントローラ)です。
気管支喘息は、アレルギーなどが原因となって空気の通り道である気管支に炎症が起き、気道が狭くなることで呼吸がしにくくなる病気で、せき、呼吸困難、喘鳴(喉のゼイゼイ、ヒューヒューといった音)などの症状が繰り返しみられます。
この炎症の特徴は、気管支の粘膜がむくみ、白血球のひとつである好酸球、T細胞というリンパ球や肥満細胞が集まり、粘膜の細胞がはがれることです。
炎症が繰り返し起きると繊維物質が増え、気管支を収縮させる平滑筋が肥大します。
さらに痰の原因となる粘液を分泌する腺が増えることで気管支壁が厚くなり、気管支の内側が次第に狭くなっていきます。
この状態で痰が増えると、さらに気流が通りにくくなり、呼吸が困難になります。
かつては「発作的な病気」とみられていた気管支喘息ですが、以上のような発症機序が解明されてきた今では、「慢性的な気管支の病気」という概念に変わりつつあります。
慢性気管支炎と肺気腫を合わせて、慢性閉塞性肺疾患と呼びますが、日本人の死因の第10位でもあり、女性よりも男性の死亡者が3倍多いという統計があります。
さらに2020年頃には、全世界における死亡原因の第3位になると推測されているほど、現在では重要視されている疾患でもあります。
慢性気管支炎は、「持続性あるいは反復性の痰を伴うせきが少なくとも連続して過去2年以上、毎年3ヵ月以上続く」ことで、起床時にせきを伴った粘液性の痰が出るのが主症状です。
これに感染が加わると痰の量が増え、膿を含むこともあります。
さらに病状が進むと呼吸困難や息切れも起こります。
特に中年以降に慢性気管支炎の症状が現われることが多いようですが、ほかにも喫煙、大気汚染なども深く関わっていると言われています。
また肺気腫は、有害物質により肺の組織が破壊されることで機能低下を起こす病気です。
通常、肺は空気を取り込み、送り出す働きをしていますが、破壊された組織はその働きをしなくなるために取り込む酸素量が減り、また吐き出すこともうまくできなくなるために肺が膨らみ、横隔膜や心臓を圧迫して息苦しくなります。
気道平滑筋の運動は脳から発し、頸部、胸部、腹部に分布している副交感神経系の迷走神経によって調節されています。
気管支喘息や慢性気管支炎の原因となる気道の狭窄は迷走神経終末から放出された神経伝達物質のアセチルコリンが気管支平滑筋上に存在するムスカリン性アセチルコリン受容体に結合することによって引き起こされます。
イプラベント・ロタキャップ 40mcgは有効成分を臭化イプラトロピウムとする抗コリン薬です。
臭化イプラトロピウムは気管支平滑筋上のムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断し、迷走神経終末から放出されたアセチルコリンが受容体へ結合することを阻害します。
この作用によって気管支平滑筋の収縮が抑制され、気道の拡張による呼吸困難を改善します。
気道拡張作用は即効性ではありませんが定期的に使用することによって気道の狭窄を阻害する作用をもたらします。
喘息治療管理ガイドラインでは、気管支喘息の治療に必要な薬剤を2種類に分けています。
長期管理薬(コントローラー)は気道の慢性炎症を予防・改善し、発作が起こらないようにコントロールするための薬で、発作治療薬(リリーバー)は、発作時に気道を拡張して速やかに発作を軽減させますが、根本的な喘息の治療にはなりません。
また使用しすぎると効果が現われにくくなり、コントローラーと比較して副作用が出やすいため、最小限の使用にとどめることがよいとされています。
副作用
イプラベント・ロタキャップ 40mcgを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。
以下の症状や、ほかに気になる症状が発現し継続するような場合はただちに医師に相談して下さい。
主な副作用
頭痛、ふるえ、めまい、吐き気、嘔吐、腹痛、便秘、心拍数増加、心悸亢進、発疹、そう痒感、口内乾燥、口内炎、にがみ、舌のしびれ、舌のあれ、咽頭不快感、咽頭閉塞感、咽頭通、散瞳、眼圧上昇、急性閉塞隔角緑内障、眼痛、霧視、複視、尿閉、痰の切れの悪化、気道刺激症状、せき、胸痛 など
極稀に起こる重篤な副作用
アナフィラキシー様症状、上室性頻脈、心房細動
特別な注意
以下の場合、イプラベント・ロタキャップ 40mcgを絶対に使用しないでください。
・イプラベント・ロタキャップ 40mcgの成分またはアトロピン系薬剤に対して過敏症の既往歴のある人
・緑内障の人: 眼圧を上昇させるおそれがあります。
・前立腺肥大症の人: 排尿障害を起こすおそれがあります。
以下の場合、イプラベント・ロタキャップ 40mcgを慎重に使用してください。
・上室性不整脈の人、またはその既往歴のある人: 上室性頻脈、心房細動などが発現することがあります。
一般に高齢者では生理機能が低下しているため、用量ならびに使用間隔に留意するなど注意してください。
妊娠中の使用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。