460 円!! ビブラマイシン錠のジェネリック
ケッチア感染症や歯肉炎、ニキビ治療やマラリア予防薬としても有効なテトラサイクリン系の抗生物質。
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Doxycycline (Doxycycline) - 100mg (10 Capsules)
■ 10カプセル
460 円
数 量 :
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有効成分
塩酸ドキシサイクリン(Doxycycline Hydrochloride)
製造国
インド
製造元
Omega Biotech Ltd
使用量
通常、成人は初日に1日量200mgを1回または2回に分けて経口服用し、2日目から1日量100mgを1回に経口服用してください。
なお、感染症の種類および症状により適宜増減します。
商品詳細
ドキシサイクリンはテトラサイクリン系の抗生物質で、感染症に対して効力を発する薬です。特に細菌性の感染症に効果を発揮し、以下の菌や症状に作用します。
・適応菌種
ドキシサイクリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、肺炎桿菌、ペスト菌、コレラ菌、ブルセラ属、Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)、クラミジア属
・適応症
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、尿道炎、淋菌感染症、感染性腸炎、コレラ、子宮内感染、子宮付属器炎、眼瞼膿瘍、涙嚢炎、麦粒腫、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、歯冠周囲炎、化膿性唾液腺炎、しょうこう熱、炭疽、ブルセラ症、ペスト、Q熱、オウム病、性器クラミジア
細菌性の感染症は、文字どおり細菌が原因となって起こる発熱、痛み、下痢などの症状です。そもそも細菌とは地球上のありとあらゆる場所に存在し、自己増殖ができる最も小さい単細胞原核生物のことで、例えば水中や土中に棲む細菌もあれば、人間や動物の皮膚や消化管、口内、生殖器などに棲むものもいます。しかし実際に病気を引き起こす細菌はごくわずかに限られているといわれています。
細菌はいくつかの方法で分類することができます。まず、その形状から「球菌(球状の細菌)」、「桿菌(細長い形状の細菌)」、「スピロヘータ(らせん状の細菌)」の3種類に、また特殊な色素に対する染まり方によりグラム陽性菌と陰性菌に分けられます。
このうちグラム陽性菌はグラム染色に対して青く染まる菌で、厚い層におおわれているため乾燥した場所や暑い・寒い場所などに生息することができます。
人の体では皮膚に、また自然環境中においては土中などに多く存在しています。しかし化学的な作用における抗力が弱く、抗生物質が効きやすいという特徴があります。
一方、グラム染色でピンク色に染まる菌をグラム陰性菌と呼びます。細菌性の感染症の原因となるのはほとんどこのタイプの細菌で、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌、コレラ、淋菌などが含まれます。
グラム陰性菌は、物理的要因や温湿度要因に対してはあまり強くありませんが、化学物質から護る外膜を持っているために、グラム陰性菌に対しては抗生物質が効きにくいとされています。また菌体内に、発熱、血液凝固、血圧降下作用などを起こす毒素を持っており、化学療法などで菌が死滅するとこれらの毒素が放出され、内毒素ショックを引き起こすことがあります。
細菌の増殖にはたんぱく質が深く関わっています。細菌のたんぱく質合成を阻害することでその増殖を抑える働きをするのが、ドキシサイクリンの主成分である塩酸ドキシサイクリンです。
塩酸ドキシサイクリンが属するテトラサイクリン系は、幅広い種類の菌に対して有効性を示すのが特長ですが、その中でも塩酸ドキシサイクリンは、特に黄色ブドウ球菌を含むグラム陽性菌に対してより強く作用します。
副作用
ドキシサイクリンを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。
・主な副作用
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛、下痢、口内炎、舌炎、食道潰瘍、食道炎、嚥下障害、消化不良、腸炎、肛門周囲炎、顆粒球減少、血小板減少、溶血性貧血、好酸球増多、潮紅、低血圧、心膜炎、末梢性浮腫、頻脈、BUN上昇、発疹(斑状丘疹性皮疹、紅斑性発疹を含む)、発熱、じんましん、光線過敏症(爪甲剥離症を含む)、多形紅斑、関節痛、筋肉痛、頭蓋内圧上昇(嘔吐、頭痛、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆など)に伴う症状、ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向など)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎など)、全身エリテマトーデスの悪化、血清病、耳鳴
・極稀に起こる重篤な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管神経性浮腫など)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症候群(ライエル症候群)、剥離性皮膚炎、偽膜性大腸炎、肝炎、肝機能障害、黄だん
特別な注意
胎児に一過性の骨発育不全、歯牙の着色・エナメル質形成不全を起こすことがあります。また動物実験で胎児毒性が認められているので、妊婦または妊娠している可能性のある人には治療上の有責性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。
小児など(特に歯牙形成期にある8歳未満の小児など)が服用した場合、歯牙の着色・エナメル質形成不全、また一過性の骨発育不全を起こすことがありますので、ほかの薬剤が使用でない、または無効の場合のみ服用を考慮してください。
抗生物質の服用による腸の細菌叢の変化によってクロストリジウムーデフィシレ菌が増殖し、それに関連した下痢が発症する場合があり、このような下痢が発症した場合はくクロストリジウムーデフィシレ菌に対する抗生物質以外のものの使用を停止しなければならないこともあります。
ドキシサイクリンの服用にあたっては、耐性菌の発現などを防ぐため原則として菌に対する感受性菌の有無を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の服用にとどめてください。
ドキシサイクリンを炭疽、コレラ、ペスト、ブルセラ症、Q熱に使用する際は、服用開始時期、服用量、服用期間、併用薬などについて国内外の学会のガイドラインなど、最新の情報を参考にして、服用してください。
炭疽については、体重45kg以上の小児については成人量と同量を服用できます。体重45kg未満の小児においては体重換算に基づき適切な量を服用してください。
炭疽の発症および進展抑制には、米国疾病管理センター(CDC)が60日間の服用を推奨しています。
以下の場合、ドキシサイクリンを絶対に服用しないでください。
・ドキシサイクリンの成分またはテトラサイクリン系抗生物質に対して過敏症の既往歴のある人
以下の場合、ドキシサイクリンを慎重に服用してください。
・肝障害のある人: 肝障害を悪化させるおそれがあります。
・食道通過障害のある人: 食道に停留し崩壊すると、まれに食道潰瘍を起こすことがありますので、多めの水で服用し、特に就寝直前の服用などには注意してください。
・経口摂取不良の人または非経口栄養の人、全身状態の悪い人: ビタミンK欠乏による出血傾向が現われることがあります。
・高齢者: 一般的に生理機能が低下していることが多く副作用が発全しやく、またビタミンK欠乏による出血傾向が現われることがあるため、容量および服用間隔に留意するなど注意してください。
服用が長期にわたる場合は、定期的に肝機能、腎機能、血液などの検査を行なうことが望ましいとされています。
クラミジア感染症に関するドキシサイクリンの服用期間は原則として14日間とし、必要に応じて服用期間を延長してください。
ドキシサイクリンの吸収は、食物やミルクと同時に摂取しても血中濃度の上昇がややゆるやかになりピークが遅れますが、吸収には影響を受けません。ドキシサイクリンは食事と共に服用することもできます。
ドキシサイクリンの成分が母乳中へ移行することが報告されているため、授乳中の人は服用しないことが望ましいとされていますが、服用する場合は授乳を中止してください。