750 円!! 水虫(足部白癬)、いんきんたむし(股部白癬)、たむし(体部白癬)といった真菌性皮膚感染症の治療薬。
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Clocip B Cream (Beclomethasone Dipropionate/Clotrimazole) - 0.025%/ 1% (10gm Tube)
■ 10gチューブ
750 円
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有効成分
ジプロピオン酸ベタメタゾン(Betamethasone Dipropionate)
クロトリマゾール(Clotrimazole)
製造国
インド
製造元
Cipla
使用量
下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用においては、医師、或いは薬剤師の指示に基づいた適切な用法・用量を用いるようにしてください
通常は1日2回(朝と夜)に患部に適量をすり込みます。使用後に患部をガーゼなどで覆うことはしないでください。
・たむし(体部白癬)、いんきんたむし(股部白癬)の治療薬として用いる場合は、2週間以上の使用を避け、また1週間の使用量が45gを超えることのないように注意して下さい。
使用開始から1週間が経過しても症状の改善が見られない場合には、再度医師の診察を受ける必要があるとされています。
・水虫(足白癬)の治療薬として用いる場合は、4週間以上の使用を避け、また、1週間の使用量が45gを超えることのないように注意してください。
使用開始から2週間が経過しても症状の改善が見られない場合には、再度医師の診察を受ける必要があるとされています。
商品詳細
クロシップBクリームは抗真菌薬であるクロトリマゾールと合成ステロイド薬のジプロピオン酸ベクロメタゾンの2成分が配合された薬用クリームで水虫(足部白癬)、いんきんたむし(股部白癬)、たむし(体部白癬)の治療に効果を発揮します。
水虫(足部白癬)、いんきんたむし(股部白癬)、たむし(体部白癬)とは、カビの一種である白癬菌という真菌による皮膚感染症です。発症する箇所によって病名が異なるのが特徴です。
白癬菌とは皮膚表面の角質の成分であるケラチンというタンパク質を栄養源として増殖する真菌で、家庭、公共の場に関わらず特に水廻りの悪いところや高温多湿のありとあらゆるところに存在しています。この白癬菌が人体に付着・侵入し、増殖することによってもたらされるのが水虫(足部白癬)、いんきんたむし(股部白癬)、たむし(体部白癬)といった皮膚症状です。
水虫(足部白癬)とは白癬菌が足の皮膚に住みつくことによって引き起こされる症状で、白癬菌による皮膚感染症のうち最も広くみられるものです。足の指の間の皮がふやけて痒みを生じる趾間型、足の側面や土踏まず部分に強い痒みを伴う小さな水疱を生じる小水疱型、足の裏のかかと付近の皮膚が厚くザラザラに、ひび割れたようになる角質増殖型といったようにその症状と発症部位によって分類されています。さらには爪白癬と呼ばれる白癬菌が爪に感染し、爪が白色や黄色に濁ったり、ボロボロかけたり、変形するものもあります。
いんきんたむし(股部白癬)は白癬菌が股部から太ももの内側の皮膚に感染することによる症状です。強い痒みを伴う赤斑が発生した後、縁が堤防上に盛り上がった円形状の病変部を形成し広がっていきます。また、一般的に体温が上がり患部が熱を持つと痒みが増すという性質があります。
たむし(体部白癬)は白癬菌の顔、胴、そして手足への感染による皮膚症状です。最初に小さな斑点が現れ、次第に縁が堤防上に盛り上がり、痒みを伴った紅斑を形成します。その後中心部の紅みが茶色っぽくへと変化し、リング状の病痕を形成しますが、この形状が硬貨のように見えることからゼニたむしといった呼ばれ方をする場合もあります。
白癬菌は皮膚の表面の角質層にのみ寄生し、角質層より下には侵入することができません。そのため、白癬菌による症状はいずれも皮膚表面層のみの病変となる表在性皮膚真菌症となり、基本的には外用抗真菌薬の使用によって治癒させられるとされています。
しかし、中には症状が重く、外用抗真菌薬のみの使用ではなかなか症状が改善しないものや、外用薬が浸透しにくい爪白癬には内服の抗真菌薬が用いられる場合もあります。
クロシップBクリームの有効成分であるクロトリマゾールは白癬菌に対する抗真菌力が強く、尚且つ皮膚への貯留性が高いという特徴を持つイミダゾール系抗真菌薬に属する成分です。真菌細胞膜の構成要素であるエルゴステロールの中間体であるラノステロールの脱メチル化酵素に結合し、エルゴステロールを欠乏させることによって真菌の細胞膜合成を阻害する作用を発揮し、真菌の増殖を効果的に抑制します。また、真菌のエネルギー代謝にも干渉することによる真菌増殖阻害作用も指摘されています。
また、クロシップBクリームには合成ステロイド薬であるジプロピオン酸ベクロメタゾンが配合されています。ステロイド剤とは炎症を誘発、促進するサイトカインやプロスタグランジンといった物質の産生を抑制したり、白血球やリンパ球といった免疫細胞自体の働きを抑えることによって優れた抗炎症作用をもたらす薬剤ですが、白癬菌などの微生物による感染症においては、その免疫抑制作用が逆に人体の病原体を排除する働きを減弱させてしまうために逆に微生物の増殖を促進してしまい、結果として症状を悪化させてしまいます。
そのため、通常では水虫(足部白癬)、いんきんたむし(股部白癬)、たむし(体部白癬)の治療は適していないとされていますが、抗真菌薬による症状の緩和がみられるまでのかゆみや痛みを緩和する対症療法として用いられることもあります。
白癬菌による感染症の対症療法として用いられるステロイド薬の使用は抗真菌薬との併用が原則となっていますが、クロシップBクリームはこの2剤が配合されているため、2剤を使用するという煩わしさなく、治療効果をあげることができるとされています。
副作用
クロシップBクリームの使用において以下の副作用が発現する可能性があります。
以下の症状や、他に気になる症状が発現し継続するような場合にはただちに医師に相談するようにしてください。
【ジプロピオン酸ベクロメタゾン】
・主な副作用
痒み、刺激、毛包炎、多毛、にきび、色素脱失、口周囲皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、皮膚の解離、二次感染、皮膚委縮症、脈離、あせも、出血斑、感作など
・極稀に起こる重篤な副作用
視床下部-脳下垂体-副腎軸抑圧によるクッシング症候群、過血糖症、糖尿病など、発育遅延(小児)、良性脳圧亢進症(小児)など
【クロトリマゾールとして】
・主な副作用
紅斑、ぴりぴりした痛み、水疱、皮膚剥離、かゆみ、じんましん、皮膚への刺激など
特別な注意
以下に該当する人のクロシップBクリームの使用は禁忌とされています。
・クロシップBクリームの有効成分であるクロトリマゾールやジプロピオン酸ベクロメタゾンを始めとした成分、及びイミダゾール系抗真菌薬、合成副腎皮質ステロイドに過敏症である人
【重要な基本注意】
・局所使用のステロイド外用薬の全身での吸収によって、退薬後の糖質コルチコステロイド欠乏を伴う可逆性の視床下部-脳下垂体-副腎軸抑圧が引き起こされる可能性があります。
治療中にもクッシング症候群や過血糖症などがステロイド薬の全身への使用によって報告されており、また、局所使用のステロイド外用薬の全身における吸収によって糖尿病を発症する可能性もあるとされています。
このようなステロイド外用薬の全身での吸収は、広範囲への適用、長期間に渡る使用、使用後に患部をガーゼなどで覆った場合などに認められるとされ、また1種類以上のステロイド外用薬の併用もステロイド薬の過剰摂取の可能性を高くすると考えられています。
クロシップBクリームを広範囲へ適用している人や、使用後に患部をガーゼなどで覆っている人は定期的に視床下部-脳下垂体-副腎軸抑圧の検査を受ける必要があり、視床下部-脳下垂体-副腎軸抑圧が認められた際にはクロシップBクリームの使用の中止や使用頻度の減少、または比較的作用の弱いステロイド薬への切り替えなどが必要となります。一般的に視床下部-脳下垂体-副腎軸機能の回復は、薬剤の使用を中断することによって間もなく認められるとされていますが、極稀に欠乏している糖質コルチコステロイドの補充治療が求められる場合もあります。
特に小児はクロシップBクリームの使用範囲と体の大きさの関係から、ステロイド薬の全身性吸収による弊害が現れやすいとされています。
・クロシップBクリームのおむつ皮膚炎への使用は、ステロイド薬の継続使用による副作用が認められるため、避けるべきとされています。
医師の指示に基づいて使用し、処方された期間以上使用することはしないでください。
クロシップBクリームは外用薬です。目や口、膣内へ使用することはしないで下さい。
たとえ症状が改善したとしても処方された期間は使用を継続し、自己判断で使用を中断することはしないでください。
また、いんきんたむし(股部白癬)やたむし(体部白癬)の治療においては使用開始から1週間、水虫(足部白癬)の治療おいては使用開始から2週間を経過しても症状の改善が認められない場合、医師に報告してください。
医師との相談なしに、他のステロイド剤と併用することはしないでください。
患部をバンドエイドやガーゼなどで覆うことはしないで下さい。
クロシップBクリームの使用による有害事象が認められた場合には、ただちに医師に報告して下さい。
クロシップBクリームをいんきんたむし(股部白癬)治療薬として使用する場合、使用期間は2週間にとどめ、少なめの量を使用するようにしてください。
使用中には体を締め付ける服装はさけ、2週間が経過しても症状が継続するような場合には医師に相談してください。
妊娠中、授乳中の女性における安全性は確立されていません。そのため妊娠中のクロシップBクリームの使用は医師によって有益性が弊害を上回ると判断された場合に限り使用するようにしてください。
17歳未満の子供における安全性は確立されていません。
使用によって皮膚症状が引き起こされた場合はただちに使用を中止し、適切な処置を行ってください。
65歳以上の高齢者におけるクロシップBクリームの使用は慎重に行う必要があるとされています。
処方された以外の用途で使用することはせず、またたとえ同じような症状でもクロシップBクリームを他人と供用することはしないでください。
子供の手の届かない涼しいところで、直射日光を避けて保管してください。
使用期限の切れたもの、外装に損傷のあるものの使用はしないでください。